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性病クラミジアを発症する原因とは?典型的な症状にはどのようなものがある?

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クラミジア感染症は、クラミジアトラコマチスという細菌が人間に寄生し、繁殖することが原因で起こる感染症の1種です。あまり強い菌ではなく、人の体から出てきてしまうと長く生きることはできないという特徴がありますが、感染経路としては精液や膣分泌液・血液などの体液交換があるような性交や、それに類似する性的接触です。感染力は高いとは言えず、例えば不特定多数の人が一緒に入浴する銭湯やスポーツクラブのタオルを使用することで感染の原因になることは考えにくく、そこまで神経質になる必要はありません。

ポピュラーな感染ルートは、細菌が男性器・女性器同士の接触で行き来してうつることが挙げられますが、オーラルセックスアナルセックスでも咽頭や直腸が経路となってうつることもあります。近年の性風俗店では当たり前のようにオーラルセックスが行われるようになり、男性の尿道炎の最大の感染要因はオーラルセックスです。ただクラミジアは咽頭に感染しても症状が乏しく、自分では感染に気づくことが残念ながら多くはありません。

その他のうつり方としては、クラミジアを含む分泌物が付着した指で目に触れるなどして結膜に感染し、結膜炎を発症したり、咽頭に感染した菌が耳に侵入したことにより中耳炎を引き起こすなどが挙げられます。感染してもあまり症状が見られないことが多いのが特徴で、菌を保有していても気づかずに性交を通じてお互いにうつしてしまったり、うつされたりすることを繰り返すピンポン感染も多いです。潜伏期間は男女ともに1週間から3週間程度で、男性は尿道から水っぽい分泌液が出たり、女性ではおりものの増加といった症状が出始めます。性器に軽い痒みを感じたり、排尿時に少し痛みが出ることもあり、変化としてはわずかですが今までとは違った変化を感じることは不可能ではありません。ただやはり症状は乏しいことが多く、知らず知らずのうちに感染し、気づかないうちにパートナーなどにうつしてしまうことが多いのも特徴です。

もし、クラミジアに感染してしまった時は、専門医のところで治療を開始することが大事で、それと同時に感染経路を特定することも重要です。加えて、潜伏期間についても注意すべき点があり、この間に感染を広げてしまうことが考えられるため、無自覚でクラミジアを広めてしまう可能性があります。関係を持ったことがある人がクラミジアを発症した場合は、自分に症状がなくても新たなパートナーにうつしてしまうことがあるので、泌尿器科や婦人科などで検査や治療をするのがベターです。