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梅毒は放置しておいたら絶対ダメ!神経梅毒まで症状が進行してしまうことも

梅毒にはペニシリンやノバモックスなどの治療薬が存在するとは言え、決して油断のできる性感染症ではありません。初期の主な症状としては、感染部位の陰部や口の中の海洋で、その後に体に赤い発疹が出現することが多いです。これらの症状は時間が経過すると消えてしまうため、治療をしないまま長い間放置する人もいますが、10年以上放っておくと神経や心臓・血管に影響が出て、最悪の場合死に至ります。

気づかないうちに梅毒に感染して、症状や進行の仕方には個人差が大きく存在するため自覚もしにくく、放置をしたせいで失明や脳障害など重大な症状を引き起こすこともあります。梅毒などの性感染症は戦争や社会情勢の乱れで増加する傾向があり、第二次世界大戦後には急増し、その後に抗生物質のペニシリンが開発され激減しました。その後も小規模の流行はあったものの、散発的に新規患者が報告される程度の感染症になりましたが、発展途上国だけではなく、日本や中国・アメリカなどでも増加が報告されています。

初期と位置づけられている第1期から第2期を経て症状が現れない潜伏期に入り、その後晩期とされる重症の状態に至りますが、過程で全身に様々な症状が現れます。ただしこれは一般的な症状をわかりやすく示したもので、必ずしもこの過程・経過をたどるとは限らないのも、梅毒の恐ろしいところです。第2期になるのに時間がかかる人もいれば、第1期がないまま第2期になったり、同時になる人も存在しますし、潜伏梅毒になってから再び第2期を発症することもあります。

それぞれの時期に特徴的な症状はあるものの、一時期で自然に消えてしまったり症状として現れなかったりすることもあり、典型的な例だけに当てはめることができません。そんな中で特に注意をしなければならないのが神経梅毒で、古くは晩期梅毒の症状と考えられていましたが、感染早期から中枢の神経系に浸潤するケースも見られます。ただ、通常の細菌感染とは異なり、細菌が中枢神経に浸潤したとしても、炎症反応を起こさずに排除されたり、明らかな臨床症状を呈さない場合も多いです。

早期神経梅毒は主に脳脊髄液・脳血管や髄膜に病変が見られ、感染をした後数週間から数年で発症し、第1期と第2期の症状とともに出現することもあり、ほとんどが無症候性です。あらゆるケースが想定されますが、治療をすることなく放置しておくと神経梅毒に進行する可能性が高くなるのは間違いありません。少しでも知識を増やし、症状などに当てはまったり梅毒に感染する性行為を行った身に覚えがある人は、早急に検査をして、治療を開始することが肝要です。